やはり日本の空は汚れている。


 タバコ1のつづき 

■日本では、分煙・禁煙運動が進み、タバコを吸う人は、周りに気を遣いながら肩身の狭い思いで、遠慮しながら吸っている。

・日本の異常と思えるほどの禁煙運動、それほど健康に害があるなら、タバコの値段でも大幅に上げれば、吸う人も少なくなるのに、なぜか、それを政治家達はしない。

たばこ屋

・日本に居て感じたことなのだが、タバコを吸わない人が増えたのはよくわかる。

・また、タバコを吸える店が少なく、居酒屋は別として、Coffee Shopでも「Coffee の味が・・」など、吸えなくなってきている。
・いまは、日本でタバコを吸える店を探すのは大変である。

■やっと見つけた店で感じることなのだが、タバコを吸う男性は、中年以上の人が多く、若い男性は殆ど居ない。

Indian

・反面、やたらと女性達がタバコを吸っている。
・特に若い女性と中年の方々である。
・おばあさんは、店に来ないのでわからないが?

・いま、日本のタバコファンは、女性達が主流なのかもしれない。


 ★人は、なぜタバコを吸うのか?

■タバコは、「アメリカ インデアン」が吸っていた。
・それをフランス人やイギリス人がヨーロッパに持ち帰り広めた。
・ヨーロッパでは、あまりにも需要が多く、三角貿易の主力商品となる。
・世界中に害のある「タバコ」を広めたのは、ヨーロッパ人達である。
 
■ヨーロッパで、タバコを吸った人々の多くは貴族ではない、労働者たちである。
・資本主義の初期は、つらい労働が多い為なのか聞いていないのでよくわからない。

 タバコには、ストレスを和らげる作用があるのかもしれない。

■わたしは、20歳代ではあまり吸わなかった。
・30歳ごろには、仕事の関係もありやめてしまった。
・再び、吸い出したのは40歳後半である。
・その頃、お年寄りのグループと会うことが多く、
・いろいろなグループと会っていると、あることに気がついた。

■タバコを吸っているお年寄りは
ぼけている人も少なくみんな元気である。」
・そこで、それからお年寄りに会うたびに、注意深く見てみたが、結論は同じであった。
・そういえば、母親はもう80歳なのに「ぼけることもなく、昔の記憶力も冴えていた」

吉田茂

禁煙運動が盛んになり始めた時期なので、ドックのついでに医者に聞いてみた。
・医者は「元気な年寄りだからタバコを吸っているのだ」と怒るように答えた。

・そして「一日10本以内」なら問題もないかもしれないとも答えた。
・いまでは、そんなことを言う医者はいないだろう。

■わたしは「ぼけたくはない」ので、10本以内なら問題がないらしいと勝手に解釈をし帰りにデパートに行き、立派な10本入りのタバコケースを買って吸い始めた。
・当初は仕事の環境もあり、ケースの中にタバコが残ることが多かった。


■タバコを吸う本数が多くなったのは、海外で仕事を始めてからである。
・タバコが安い、どこでも吸える。からではなく、ストレスからだと思う。

■タバコの一服が落ち着くのである。苦いものだが心を落ち着かせてくれる。


◎激戦地沖縄で、
・米軍に追い込まれた日本兵が1人が洞窟から出てきて、遠くを見ながら、ゆっくりと「タバコを吹かす。」
・吸い終わると洞窟に戻り、そして自爆した。そんな沖縄の映像を見たことがある。
  -「戦場の一服」-である。


■タバコを吸うことを肯定しているのではない。タバコは毒である。
・しかし毒も少量用いれば良薬となり、多毒すれば害となる。当たり前のことである。

キセル

■母親は一仕事終わると一服するかと「キセル」でうまそうに吸っていた。「キセル」は、一服に最適な道具であった。
・今の私は、紙巻きタバコ愛用者で、一服も二服もする。
 
・他人の前と職場では、吸わない努力をしているが、自室に帰ると、くわえタバコでPCに向かうこともある。害あること、明白である

 【★結 論】

■タバコを吸うも・吸わないも、本人の自己責任と自制心である。
・副流煙があるので、他人の前では吸わないことである。

・しかし、公園の中にも隔離室をつくり喫煙させている日本は、
異常な社会としか考えられない。
・そんなに騒ぐなら、日本の夜空を星が見える空にしてもらいたい

タバコを利用して
・ほんとの実害物を、人々から遠ざけているのかもしれない。 

■ここフィリピンには、タバコの異常な規制はない。
・しかし、夜空には多くの輝く星が見える。

やはり、日本の空は、汚れているのである


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