世の中はウイルスだらけである

■2020/11/29、新型コロナウイルスによる世界の感染者は約6000万人感染、約140万人が死亡した。
・WHOは世界的感染は、さらに加速しておりこれから最悪の事態が起きる可能性があると警告した。

・日本では、11月末感染者14万3000人・死亡者2100人(NHK)
・東京都では、1日の感染者が560人を超えた。
・今後、感染者はさらに増える見込であると発表されている。


・Webの世界もウイルスだらけである。

■ウイルスといえば、この新型コロナウイルスと思うが、他にも悪しきウイルスがはびこっている。

・先日、私の携帯のSNSに
「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認ください。」というメールが届いた。

・発信電話は、+41○○○で始まっていた。
・下に確認先のHP アドレスが張ってある。
・+41は、スイスの国際電話番号である。
・明らかに、スパムメールである。
・私の携帯番号が流れスパムメールが送られてきた。
・そして宅配サービス会社に誘導して、ウィルスに感染させるのだ。

■このようなウイルスは、悪用を目的として人が造ったウイルスで悪質である。
・携帯やパソコンにウィルスを感染させ情報を抜き取り金儲けをする。
・ウィルスは個人が造る場合もあれば、グループや集団組織や国家組織までも造っている。
・今や「Web世界」もウイルスだらけであることを知っておこう。



・自然界のウイルスたち。 

■さて、自然界には無数のウイルスや細菌もカビ菌がいる。
・その数は、数え切れないほどいる。
・人に害をもたらすのもいれば、無害のもの有害なものまで存在している。

・そんな自然界の中で、人は長いあいだ生きて来たのでウイルスたちや・細菌・カビ菌に対して、幾つかの免疫防御システムを持ってきた。

■人の防御システムは、まず「全身を皮膚」で包んでウイルス・細菌・カビ菌の侵入をまず防いでいる。これが第1の防御システムだ。

・しかし「全身の皮膚」には、10個の穴があいている。
・目・鼻・耳に2つずつと口、下部にも2~3つ穴がある。
・ここから、多くの侵入者たちは入り込む。
・また、皮膚の表面に故意に傷や穴が開けば、悪しき者たちはそこからも侵入してくる。

・医学が発達していなかった昔は、傷による感染症で亡くなる人が多かった。
・また蚊に刺されて「マラリヤやその他の病気」になって死んだ人も多かった。
・自然界のウイルスや細菌たちは、常に人体に開いた穴から入り込こんで、「増殖繁栄に務めよう」としている。
・中でも、特に口からの侵入者がもっとも多い。

・人体の皮膚に開いた穴では、第2の防御システムがあり、この悪しき侵入者を防いでいる。
・口では唾液・目では涙・鼻では鼻毛と汁・耳では耳毛と鼓膜などである。

■それでも、体内に侵入した者たちには、第3の抗免疫部隊が待ち構えている。
・この抗免疫部隊は、幾つかの戦術と情報が蓄えられていて、常に戦いに備えている。
・これが白血球を中心とした防御システムであり、この部隊は超高度な戦闘部隊である。
・第4の防御システムもあるらしいが、私にはわからない。

・しかし抗免疫部隊が侵入者との戦いに敗れた時、人は病気となる。
・われわれの自然界は、「侵入と防御が繰り返されている戦いの世界である。
・人の病気の原因の6割は、この人体に開いた穴からの悪しき侵入者によって起こるものと私は思っている。

・人の体は、己の体を自ら壊すようには出来ていない。
・病気を防ぐことは、この悪しき侵入者を防ぐことにある。

・人は、昔から体に付着したウイルスや細胞・カビ菌を水で洗い流し、常に体を清潔に保つことを教えられてきた。
・毎朝の洗顔や体を清めることを善としてきた。

・病気の原因の残り4割は、口から摂取する食べ物からである。
・食べ物には、寄生虫もいれば異物や化学物質も含まれている。
・そこで、口に入れる食べ物は、常に熱を加えることを良しとしてきた。

・しかし現代社会が作り出した「化学物質」は、残念ながら水で洗っても熱を加えても取り除けない。
・たとえば魚に取り込まれた「水銀」で、多くの人を苦しめた「水俣病」は、その典型的な例である。

・繰り返すが、
・人の体は、自分の体を自ら壊す用には出来ていない。
・病気は、悪しき侵入者によって起こるのである。


・それでは人が作りだしたWebウイルスについて見てみよう。

・このウイルスは、Webの波に乗ってやってくる。
・15年ほど前から現れた。

・10年ほど前に、私は学生たちのためにフイリピンで日本語の教材をHPで提供した。
 その、HPが標的になった。
・3~4人の悪しきグループで、不正アクセスが繰り返された。
・その手口から、プロの集団であることがわかった。
・HPから教材を抜き取り、販売をしているらしい。

・学生たちが情報をコピーして利用するのは問題視しないが、
・情報をコピーして、金儲けの道具にするのは許せない。


■ここ10年間で、悪しき者たちの手口は恐ろしく巧妙化している。

・盗んだ情報で相手を脅す「暴露型ウイルス」と呼ばれる新型サイバー攻撃ウイルスも現れた。
・企業から窃取した機密情報を暗号化し、元に戻すための身代金を求める手口である。そして要求に応じないと秘密情報を暴露する。

・2020年1~10月で、被害企業が世界で1000社を超えた。
・この身代金要求ウイルスによるサイバー攻撃の被害額は、日本だけで2020年の1年間に約1億2300万円支払ったらしい。

・さらに原子力規制委員会の内部システムにも検察庁にも不正アクセスがあり、検察庁は1年以上気がつかなかったという。


■いまや金儲けのIT情報の搾取は、日常化し産業化している。
・それは企業へのサイバー攻撃だろうと安心してはいられない。

・基本的には個人のパソコンを標的にして拡散している。
・携帯もパソコンも組織社会ではサーバーに繋がっている。
・組織側からするとパソコンも携帯もサーバーの端末機である。

・しかし、このウイルスは人が造ったものなので対応が出来る。
・アンチウイルスソフトやファイアウォールを普及させて情報の抜き取りに対抗している。
・しかし悪しき者たちは、あの手この手とさらに抵抗し侵入してくる。まさに自然界のウイルスと同じである。

いまや「ITの世界」もウイルスだらけなのである。


・その対策は 

・新型コロナウイルスで経済も生活も大きく変わってしまった。
・新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、

①「相手と身体的距離を確保して接触
②「マスクの着用」と「手洗い」
③「三密(密集、密接、密閉)」を避けるなどである。

・いまは仕方がない、基本を項目を守り抗ウイルス剤(ワクチン)の登場を耐えて待つしかない。


Webウイルスへの対策は、

①アンチウイルスソフトやファイアウォールを設定して防御する。
②データーは、外部(HDやUSB)に保存し、常に端末から切り離しておく。
③Webを使わないで作業するときは、モデム(ルーター)とPCの回線を常に切断しておくことが大切である。


■またWebウイルスたちの多くは、EメールやSNSに乗ってやってくる。

①メールは、プロバイザーでチェックされているが、添付ファイルはチェック出来ない
②そのためメールの添付ファイルは開いてはいけない。これは鉄則である。
③ホームページもhttps:// のSが着いているHPは安心して開いていいが、いかがわしいホームページにはアクセスしない方が良い。

・それでも、もし感染したならば、慌てる必要はない。
・端末機(パソコン・携帯)をリセットすればよい。

再び端末機は生き返る。
・ここが自然界のウィルスたちの感染と異なるところである。

21世紀のいま、人の周りは目に見えないウィルスだらけである。