◎兵庫県庁クーデター事件
■・2024年11月17日(日)、兵庫県知事選挙が行われ「斉藤元彦(47歳)」前知事が圧倒的得票数で兵庫県民から再選された。
・選挙が行われる48日前、斉藤元彦前知事は、パワハラ行為や内部告発を巡り、兵庫県議会86人の全議員から不信任決議を受けた。
・知事は議会解散権を発動せずに9月30日付で自ら失職し、一人寂しく県庁を後にした。
・記者会見で斉藤前知事は、パワハラを認めず「知事の仕事をまだまだ続けたい」と語り、出直し選挙に出馬する意向を明らかにした。
・日本の大手新聞社やテレビは、毎日のようにこの「パワハラ知事」を報道しており、選挙に出馬しても誰も投票はせず落選すると日本国中の国民は思っていた。
・しかし、選挙は予想に反して他候補の6人を押さえ111万票を獲得して圧勝した。
◎・兵庫県民は、これだけマスコミに「悪徳知事」とレッテルを貼られていた斉藤「パワハラ知事」を、なぜ再び選んだのだろうか。
・斉藤前知事は、選挙活動を一人で始めた。やがて学生時代の元仲間達や知事を応援するボランティア達が加わり、彼らはSNSを使い応援の選挙活動を展開した。
・さらにNHK党の「立花孝志」が、マスコミが報道しなかったこの「パワハラ疑惑」の「闇の事実を暴露」し、兵庫県民も、しだいに斉藤前知事を応援したようだ。
・この選挙結果に、マスコミや評論家、国政政治家たちは、SNSの根拠のない情報で選ばれたと酷評している。
・しかし、兵庫県民は根拠が確認できないSNS情報だけで「パワハラ知事」を再び選ぶのだろうか。それほど馬鹿な県民ではないだろう。
・しかも17日間の短い選挙活動で、SNS情報だけでなぜ多くの市民の支持が集まるのだろうか。
・私も再選には驚いたが、多くの兵庫県民が選んだ理由はそれなりにあるのだろう。
・なぜならば、斉藤前知事は、ほぼ兵庫県全域で一位の投票数を確保しているからだ。
■・なぜ、この斉藤前知事の再選が大きな問題となっているのか。
■・私たちは、毎日報道される新聞やTVの情報を信じて生活をしてきた。
・新しい情報時代に入り、インターネットやSNSという新メディアからも、情報を得る時代となった。
・大手マスコミによる「パワハラ知事」報道があまりにも激しかった。そのため、私を含め多くの日本人は、その報道を信じた。
・今回、兵庫県民は大手メディアが報じた「パワハラ知事」悪人報道より、新メディアのSNSが報じた「改革を進めた知事」の報道を信じた。
・このことは、既存の大手メディア情報を県民は信じなかった事を意味している。
・信頼されない大手メディア。このメディアに対する市民の不信現象が大きな問題となっているのです。
■・四面楚歌の中での斉藤前知事の選挙活動。
■・事件の流れ。
・問題の発端となったのは、前、西播磨県民局長A氏が3月中旬、一部の報道機関などに匿名で送付した斎藤氏ら県幹部に関する「告発文書」から始まる。
・パワハラや贈答品の受領など7項目について指摘する内容だった。
・A氏は告発者A氏の名前が明らかになると、今度は4月に「公益通報制度」を利用して、同様の通報を行った。
・兵庫県は、公益通報の調査結果を待つことなく、文書は核心的な部分が事実ではないとして、5月にA氏を停職3カ月の懲戒処分とした。
・しかし、この県民局長A氏は、その後自殺した。
・この自殺が「公益通報者」を追い詰めて自殺させたとマスコミは騒ぎ出した。
・兵庫県庁は、51年ぶりに「百条委員会」を設置した。
・兵庫県議会は、「百条委員会」の結論が出る前に「斉藤知事」を議員全員で不信任をした。
■・巷に流れたSNS報道。
・NHK党の立花孝志は、この県民局長A氏(60歳)は、その人事権を持つ管理職の立場を利用して10年間で10人の県職員女性と不正異性行為を繰り返しており、自殺したのは、その事実が「百条委員会」で明らかになるのを恐れて自ら命を絶ったと述べた。
・さらに、これは事実で彼が仕事で使っていた公的パソコンにその記録が残されており、立花氏は、その内容を入手しているが、なぜか、マスコミや百条委員会は、その事実を把握しているにもかかわらず公にしていないと述べた。
■・四面楚歌の中、一人選挙活動を始めた前斉藤知事を応援する人々
・やがて、学生時代の元仲間達や知事を応援するボランティア達が加わり、彼らはSNSを使い応援の選挙活動を展開した。
・ボランティア達のSNS選挙活動は、斉藤前知事の街頭演説を中心に流し始めた。
・そこからは、朴訥(ぼくとつ)だが、頭の良さがあり紳士的で、とても「パワハラ知事」には見られない斉藤前知事の姿がある。
・彼は、3年間の県政でおこなった仕事の事実を述べている。公約のほとんどを実行したようだ。
*例えば、県庁1200億円の立て替え工事をせず、その巨額のお金で県立大学の授業料を無利用化した事などを多くの改革をしたようだ。
・その改革は、県予算を取り巻く「利権グループ」には痛手だったようだ。
・ さらにNHK党の「立花孝志」が、マスコミが報道しなかった「パワハラ疑惑の闇の事実」を暴露しているYouTubeが流れた。
■・ここからは、私個人の独断と偏見で書いてある。
・これが真実かどうか解らないが、なぜ「百条委員会」は、公にしないのか、またこのことについての反論をなぜしないのかと疑問が湧いてきた。
・A氏が告白した「パワハラや贈答品」の受領の内容が、もし本当だとしても、国会議員やその他の権力者から比べると、殿様知事としては「かわいいもので」取り立て、これほど大騒ぎするものでもない。
・私の住んでいる千葉県の県知事の殿様は、元タレントのM氏で3期12年も県知事を歴任した。県政として改革したものは何も無く、そのため千葉県は12年間発展を停止した。M氏は県の利権関係者達を温存さ高額の退職金を手にして勇退していった。
■・疑問はなぜ、兵庫県政の改革を進めていた知事が、県議会全員から不信任を突きつけられ失職したのか解らない。ここが大きな問題点だ。
・マスコミの連日の「パワハラ報道」に、県議員も恐れて手を上げたかも知れないが。
・しかし、斉藤知事を排除しようとする「黒い黒幕の集団」がいて県議員に圧力をかけた部分もあるのではないかと推測する。でなければ全員で不信任とは考えられない。
・その黒幕達は、パワハラ告白者の県民局長の死亡を利用して、本丸「県庁」から邪魔な殿様「斉藤知事」を追放しようとクーデターを起こしたと考えると、すべての出来事が明確につながってくるのが今回の事件のようだ。
・この黒幕のクーデターを知った家老の副知事「片山安孝」は、殿様を守らず早々に自ら辞職した。それほど強力な黒幕らしい。
・県の百条委員会の委員長「O氏」は、激しい口調で斉藤知事を悪者へと誘導する会議内容をYouTubeで見て、私はやはり、これも異常だと感じた。
・また百条委員会の委員「T氏」県議は、O氏同様に斉藤知事悪者で事を進めていたが、斉藤知事が再選されたら早々に辞職した。
・その理由は、色々述べているが、結論は黒幕グループから逃げ出したと思われる。
■・それでは黒幕たちとは誰なのか?
・兵庫県予算は、令和6年度は、4兆3000億円です。
・この巨額な予算に群がる利権者達が他県同様に沢山いる。
・斉藤知事の前の知事「井戸敏三」は、5期20年間兵庫県知事を務めた。
・20年も県政をしたので、その影響力は、県議員や県職員、市町村長や公益利権者達と辞めたあとも大きく持っているようだ。
・5期20年は、あまりにも長すぎる。
・在任期間中は、30年前に起きた阪神・淡路大震災の復興問題もあって兵庫県の財政は、借金の割合で全国ワーストクラスの状況が続いていた。
・しかし、辞める前に元、井戸知事は県庁立て替え工事700億円の計画し進めていた。今はその工事費は1200億円まで現在膨れ上がっている。
・元知事は、辞めるとき後継者として「金沢和夫副知事」を指名し、副知事は立候補したが、維新の党が推薦した「斉藤知事」に選挙で敗れた。
・この20年間、兵庫県政を続けた「井戸体制」は、今でも県庁職員幹部や県議員の中では大きな影響を持っているようだ。
・3年前に新しく兵庫県の殿様に着任した「斉藤知事」は、この体制下で舵取りを始める。
・当然、斉藤知事を思わしくない県議員や職員幹部はいるはずなのに、斉藤知事は周りを固めずに、公共事業の見直しを始めるなど立候補時の公約の政策を押し進めた。
・これが反発を買い、黒幕達の指示で今回のクーデターが起きたと思われる。
・クーデターは成功したように思えた。
・しかし、兵庫県民は以前の兵庫県政の実態を知っており、改革を進める斉藤前知事を再び選んだ。
・けして、SNS選挙で誘導され影響されたのではないようだ。
・なぜならば、年寄りはSNSなど見ないし、
・17日間の短い選挙選挙活動で、マスコミから「悪徳知事」レッテルを貼られていた前斉藤知事を多くの人が支持したのは、元知事の「井戸体制」に不満を持っていたからだと思う。
■・日本マスメディアの実体
■・問題は、マスコミ各社が「斉藤知事悪人説」をなぜ連日連夜報道して騒いだのか?、視聴率を上げるためだけの報道だったのか。?
・日本の主な民間テレビ局は株式会社で、日本の大新聞社の持ち株会社となっている。
・原則的に法律では、新聞社とテレビ局は別会社という扱いになるが、実体は各テレビ局と各新聞社は、昔から提携会社や協力会社という関係で強く繋がっている。
(株式会社) (大株主)
◎日本テレビ = 読売新聞社(筆頭大株主)
◎テレビ朝日 = 朝日新聞社(筆頭大株主)
◎TBS = 毎日新聞社(大株主)
(筆頭大株主) 日本マスタートラスト信託銀行
◎フジテレビ = 産経新聞社(大株主)
(筆頭大株主) 日本マスタートラスト信託銀行
◎テレビ東京 = 日経新聞社(筆頭大株主)
◎・当然テレビ各社は、株主の意向に反する報道は出来ない体制となる。
■・マスメディア各社の仲良し体制
■・大新聞社の記事情報は、各新聞社から出向した記者で構成される「日本記者クラブ」から提供されるものが多い。
・そのため、どのテレビ局も新聞社も、日本は同じ内容の記事が報道されている。
・もし「朝日新聞」の記事内容と「テレビ朝日」の記者が独自に取材して異なる報道をしたら、大問題となり、その記者は辞職しなければならない体制です。
・この様な報道構造は、日本独自のもので、欧米ではない。
・日本の各テレビ局と新聞社は、真実を争うことなく仲間意識で記事を書いており、誰かが右を向けと書いたらすべて右を向けと報道します。
・日本のマスコミ報道が死んでいるのは、ここにその原因の一端がある。
・中国共産党のマスコミ統制は有名ですが、日本のマスコミはそれ以上に統制されています。
・英国のBBCが取り上げた「ジャニー喜多川の性加害」も、日本では報道されず封印され、いまでも真実の原因追及が究明出来ない理由もその例です。
・問題は、このマスコミの体制が「権力者」の意のままに報道された場合は、国民はその報道を信じることしか出来ません。
・戦前から日本のマスメディアは、政治と軍事の分野で国民を扇動し洗脳して戦争に大きく加担してきたきたことは事実です。
・現在では、例えば、イスラエルの「ガザ紛争」報道です。
・ガザの悲惨な現状が日本ではあまり報道されていません。
・それはユダヤ資本の影響下にある日本では、イスラエル寄りの報道をし「悲惨なガザ」の真相を報道することが出来ないからです
◎・何せ、ユダヤ資本が日本株の大株主ですから。
・いま真実を国民に伝えるべき日本のマスコミ報道が弱体化し信じられないと若者達は思っています。その思いは良くわかります。
・若者達は、新しく生まれたSNSの情報を頼りにするのは当然です。
・SNSも不確実な情報を流しますが、日本のマスコミよりはましだと考えているようです。
・今回の兵庫県知事問題もマスコミの報道をおかしいと思っていた人々が新しい情報手段のSNSを信じた結果が、斉藤知事勝利の選挙でした。
・マスメディアの「公正、公平、独立」というジャーナリズム精神の欠如が、国民にきびしく問われています。
・兵庫藩の改革に燃える若き殿様を追い出そうと20年間兵庫藩を意のままに支配し利権を温存した元悪しき仲間達が起こした兵庫藩のクーデターが未遂に終わったのは、兵庫の庶民達の力です。
・年寄りの私がWebを調べて推測が出来る時代になりました。
■・マスコミの記者達は、本職なので調べるとすぐ解ることです。にもかかわらずマスコミには、そんな陰謀論説は、なに一つも出てきません。
・情報の中立を守るべく設立された日本のNHKもその組織がおかしくなっています。
・パワハラ告発者で自殺した西播磨県民局長A氏の「妹」が、NHKの局長で、彼女は朝日新聞社の関連会社の取締役員でもあります。
・新聞社の記者達もNHKの記者達も年俸1000万円のサラリーマン達です。
・自ら異論を述べて職を失いたくはないようです。
・日本のテレビや新聞が報じる情報に偏りがあり、マスコミ報道が信じられない時代に入っています。我々は、報道に疑問を持ったら調べて見ることが大切です。
・最近の日本男子は骨のない噛みごたえのない「ウラナリ男」ばかりかと思って居ましたが、
・一人孤独な戦いに挑み挑戦した「斉藤知事」は、珍しく骨のある若い政治家のようです。
・これからは信頼の置ける部下を選び、県議会に斉藤派の議員を確保して、兵庫県政の改革を続けてもらいたいものです。
・再選しても、再び県庁に初登庁した斉藤知事に対して、まだマスコミの評論家たちは、「ア~ダ・コ~ダ」と、まだ悪態を言っている。
・県民の圧倒的な支持で、再選された首長を認めないのは民主主義国家として、おかしな話だ。
・兵庫県知事に戻り仕事を始める「斉藤知事」を再び、マスコミのいじめが続かないよう希望する。
・もし、また始まれば、それは既存のマスコミによる民主主義への反逆行為です。
■・最近のYouTube動画