感染列島 日本
・2009年1月公開の東宝映画に「感染列島」という映画がある。
・2011年1月病院に一人の急患が運び込まれてくる。
・その患者は高熱、肺炎、痙攣(ケイレン)、吐血などをもようし、全身感染ともいえる多臓器不全に冒されていた。
・この症状は新型インフルエンザと想定され、治療が進められる。
・しかし、あらゆるワクチンを投与するも患者は死亡してしまう。
・正体不明のウイルスは、さらに病院の医療スタッフや患者たちにも感染をしはじめる。
・病院がパニック状態におちいってしまう。
・さらに感染は拡大し仙台・大阪・広島など全国各地に広がり始めていく。
・次第に広がる感染、病院内隔離、地域封じ込め政策、都市機能・交通機関の停止、・政府機能も崩壊し始める。
・このままウイルスが蔓延し続けると日本は崩壊し、
・世界へ拡がれば、人類は滅亡するという内容の映画であった。
・いま10年前の映画と同じことが、世界と日本で同時進行している。
・映画の未知のウイルスの原菌は「コウモリ」からのもので、ワクチンや対抗薬はない。
・この映画の主人公の医師達は、
・不眠不休の努力をし、患者を救おうと戦っていた。
・医師や看護師の中には、感染し死亡する人たちもいた。
・現在も、同じように病院の医師達や関係者達は、
・患者と向き合い「武漢ウイルス」と戦っている。
・現場の医師達の努力には、国民みんなは、頭の下がる思いである。
■・おどろくべき行為
・そんな中、医者達の努力を帳消しにし、医者に対する国民の信頼を裏切る行為をする医者が新聞紙面を飾っている。
・岐阜市・柳ヶ瀬のナイトクラブ「シャルム」で発生した「武漢ウイルス」のクラスターの拡大感染が止まらない。
・8日の夕方で計34人に上り、更なる増加も懸念されている。
・3月26日に「シャルム」を利用した金沢市の「岡部病院」の医師も感染した。
・「岡部病院」では、その後、4人の医師と患者達に感染が拡大、院内感染のクラスターの現象が起きている。
・たった一人の医師の「ナイトクラブ」訪問から始まった感染である。
・3月26日慶応病院(慶應義塾大学病院)の研修医たち
・40人が「お疲れ様会」で都内のダイニングバーで懇親会を開き、その後集団感染が起こり18名が感染。
・前日には、小池百合子都知事が緊急会見し、外出自粛を呼びかけていたにも関わらずの懇親会であった。
・この医者の卵(研修医)たちは、置かれた状況を判断できないほど頭が悪いのか、と疑ってしまったが、そうではない。
・慶應義塾大学医学部は、東京大学・京都大学医学部に続く偏差値の高い医学部である
・2019年の入試偏差値は73のレベル、つまり受験集団1000人中、上位23名の集団である。
・私学で6年間の授業料総額は、22,059,600円を支払えるお兄さん・お姉さんたちの学生である。
・この集団には、さらなる悪質な行為がある。
・懇親会の場で、研修医たちがハレンチな濃厚接触を繰り返し、会の開催について医療従事者であることを言わないなど口止めしていた。
・立場を知っていての行為である。あきれるばかりである。
「朝日新聞」は、この問題をなぜか紙面でとりあげていない。
・創立者の「福沢諭吉」に、どう考えるのかと聞いてみたい。
・こんな感覚の医者達に「患者」として私は診察されたくない。
・そんな医者達が、いまは多いのではないかと疑いたくなる。
■・3月22日「K-1 イベント」開催 観客数6500人
・ウイルス騒動の中集まる人々 ・マスクをして観戦する観客たち
・3月22日に埼玉スーパーアリーナで「K-1」が開催された。
・すでに新型コロナウイルスの拡散が問題視されており、
・大規模イベントの開催の自粛ムードがあるなか「K-1」が強行開催され、
・6500人が観戦に集まる。
・強行開催した「K-1」側にしてみれば中止すると経済的損失が大きい。
・観客側は、感染は怖いけれど「チケット」は捨てられない。・・・など
・経済的価値観が優先したのか。
・コロナ感染者、世界で 149万人に死者は8.8万人
・日本で確認された感染者 6265人 死者119人 (4/10現在)
・感染者一人が多くの人々を感染させ、拡大感染を引き起こしているのが、この「武漢ウイルス」の特徴である。
・集団的行為が、もっとも危険な状態になることは豊富な情報から理解していたはずの強行開催である。
・その後、マスコミは「武漢ウイルス」との関連記事を報じてはいない。
・しかし、東京都の感染者発生グラフを見てみると、
・23日以降、爆発的に感染者が増加している。
・さらに急増する感染者の7割近の発生源が不明である。
・感染者が拡散していて特定できないと言うことである。
・6500人の中に、ウイルス保菌者はいなかったのか?
・感染保菌者でも、病状がででいない人も大勢いる。
★感染者が急増する東京都
・3/22の「K-1」イベントからはじまったのか・・・
・やはり、何らかの関連があるのではないか。・・・
■東京都の感染者数(東京都のHPから)
・4月8日現在、東京都の感染者数1338人・4月8日の1日の感染者数144人
【検証】
・慶應義塾大学病院の「研修医」達、
「K-1」開催者も「観客」、やはりどこかおかしい?・・・
・何がおかしいのか・・・
・我々社会は、人々がともに共存している世界である。
・子供でも知っている。
・その共存世界で、協調すべき緊急時
・「自己抑制」はなく「自己中心」的な行為を露骨に現しているのである。
・これが人間世界であるといえばそれまでなのだが、
・10年前の「感染列島」の映画では、
・医者達が献身的な「自己犠牲」行為を行っていた。
・一昔前は、そんな人々がたくさんいた時代であった。
・教育が進み、偏差値73の学生達が
・自己抑制ができず自己中心的な行動をとるのは、
・何のための教育だったのか疑問に思う。
・慶応大学の創設者福沢は「学問のすすめ」で、
・自由と我儘(わがまま)との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり、人は、他人に迷惑を掛けない範囲で自由であると述べている
・一人の感染保菌者が感染を拡大させるとわかっているが、
・6500人の観客を集めた「K-1イベント」が・・・、
・東京都の爆発感染の一因となったとしたら、誰が責任をとるのだろうか。
・集団行動の行動には、責任がともなうからである。
・埼玉県知事の開催中止要請にもかかわらず強行開催した「K-1」側か?。
・それとも観客か?
・いずれにせよ、法治国家の日本では「責任」をとらせることはできない。
・独裁国家の(共産党)中国では、これができる。
・独裁政治の危険性を理解している現代社会は、民主政治を取り入れた。
・民主政治は「一人一人の責任と行動」で成り立っている。
・法で裁かれないことは、何をしてもいいと思っている人は、
・非難されるべき「愚人」である。
・いま民主主義を守るべき「マスメデア」に偏向的報道が多い。
・朝日新聞は、慶應義塾大学病院問題に触れず、
・「K-1」問題も1日だけの報道で終わっている。
・法で裁かれない「愚人」行為を追求するのが
・「マスメデア」の使命でもある。それが見られない。
・偏向的報道も多く、やはりどこかおかしいのである。
・「K-1 イベント」が、
東京都のクラスター感染を引き起こしていないことを願うばかりである。