レジ袋の不思議①

・先日、いつものスーパーで買い物をした。
・マイバッグを持っていなかった。
・また、レジ袋代として5円払うのかと思い、レジ係に車からマイバックを取ってくるので、レジ袋はいらないと答えた。
・するとレジ係はうれしそうに、レジ袋は昨日から無料になりましたと言った。

・いつも不定期的にスーパーで買い物する私は、マイバックを持参していないことが多い。
・そのたびに1枚3円~5円支払って、レジ袋を買っていた。
・そのレジ袋を無料で配布する言ったのだ。

・同時に、なぜだろうとも考えた。

・ついにスーパーも万引きの横行に、耐えられなくなってレジ袋代を負担したのかと思った。
・レジ袋なしの買い物は「万引き」も横行するだろうと思っていたからである。

・そんな考え方は、海外で生活した経験から持っていた。


・例えば
・中国のスーパーで買い物をするときは、持っている「バック」を店に預けなければ入店できない。店内に持ち込めるのは、貴重品だけである。

・それでも万引きが絶えないためか、店側はさらに、これでもかこれでもかと思うほどの徹底的な万引き対策をほどこしている。

・こんなことをするのは中国だけかと思っていたら、その後、住んだベトナムもフイリピンも同じであった。

・日本に戻ってスーパーで買い物すると、出入口は何カ所もあり、バックを預けることもなく自由に買い物ができた。

・海外の「性悪説」対応になれていた私は・・、
・今後、日本の国際化が進めば「性善説」対応の日本のスーパーでは「万引き」が、いくらでもでき「万引き」して見つかれば、店のシステムが悪いから「万引き」して当然だろうと、悪態つく人も増えるだろうと考えていた。



・無料のレジ袋をもらって、そのレジ袋をみて驚いた。

・無料配布の袋は、バイオマスプラスチック25%入りのレジ袋である。
・バイオマスプラスチックとは「糖蜜」を微生物で分解させて作るプラスチックで、海水でも分解し、CO2も削減すると言われているプラスチックである。

その製造技術は「三菱ケミカル」という会社が特許権を持っていて、ほぼ独占状態にある。

・2019年12月に経済産業省が打ち出した「レジ袋有料化」は、プラスチックによる「海洋汚染や大気汚染」の軽減を目的に作られた法律である。

・これは良いことだと信じた単純な私は、500円を支払って「マイバック」なるものを購入し協力した。

・しかし「マイバック」を常時持ち歩くことがなく、私は買い物するたびに、いつも3円~5円のお金を支払ってレジ袋を買うことになった。

・やがて、この「レジ袋有料化法」は環境問題の解決策としては、あまり意味がないのではと思い始めていた。



・海洋プラスチックゴミが大量に漂着する「対馬」では、中国語と韓国語の書かれた海洋プラスチックのゴミだらけである。

・経済産業省が、国家として「海洋環境改善政策」を進めるなら、プラッスチックを年間350万トンを海中に大量に放出している中国に対しての対策を取れば良い。

・6万トン放出の日本で、石油精製の副産物として生産されるポリエチレンのうち、ポリ袋に使用されるのはわずかな量である。

・プラスチックのリサイクルが進んでいる日本では、プラゴミをそんなに大量に海に流していないはずだ。

・国民に「環境政策」を押しつけ、金をとっているだけの「愚策法」ではないかとも思うようになった。


・2019年12月経済産業省は、「レジ袋有料化義務化(無料配布禁止等)」を行い、消費者のライフスタイルの変革を促すこととして2020年7月1日からこの法律の施行を発表した。

・環境問題を目的にしてしながら環境庁発表ではなく、経済産業省からの発表である。

・この「レジ袋有料化法」には、罰則規定があり
・小売店で、従来のポリ袋を無料で配布すれば、小売店は罰せられる仕組みである。罰せられるためスーパーもコンビニも、レジ袋を有料化した。

・しかし、法律の付帯項目には
・バイオマスプラスチック25%入りの「エコ的レジ袋」は、無料で配っても良いと書いてある。

・100%の「エコ的レジ袋」は原料獲得から難しく、結論的には25%のレジ袋無料化を認めた法律である。

・付帯項目など設けず「環境政策法案」ならば、100%の「エコ的レジ袋」を使用させるとか、全面的にレジ袋を禁止するなどの対策を取るべきで、25%入りの「エコ的レジ袋」では本来の解決にはならないはずである。

・この「レジ袋有料化法」は「環境汚染改善」政策とは名ばかりで関係なく、
・レジ袋を単に25%の「エコ的レジ袋」に切り替える政策であり、
・その技術を独占している一部企業と関係者の利権獲得のためにつくられた法律ではないかと思った。

・それが目的ならば、善良な国民をあざむく政策で、多くの国民は素直に「環境問題」として国家の詐欺行為に協力させられてきたことになる。



だまされた国民 

・小売店のスーパーやコンビニは割高だが、バイオマスプラスチック25%の「エコ的レジ袋」を購入してこれから配布するだろう。

・なぜならば、レジ袋を買わないと言って、店外でも商品を持ち歩く人も多いからだ。

・それでは、この無料の25%の「エコ的レジ袋」は、環境問題に終止符を打つのかと言えばそうではない、海洋汚染環境も改善されるとも思わない。
・なぜならば、エコ100%のレジ袋ならまだしも75%は、従来と同じ成分のポリ袋のままである。
・さらにレジ袋の無料再配布で、消費者のライフスタイルの変革も推進されない。

・さらに、ゴミの分別収集やリサイクルが進んでいる日本は、レジ袋を有料化し「環境問題」の標的にするまでもない。他にも環境対策はあるはずだ。

・無料のレジ袋の配布で見えたものは、環境汚染対策として登場した「レジ袋の有料化」は、単に25%入りの「レジ袋」に切り替えるために、つくられた法律ではないかと疑う。

・どう見ても、なにか裏が、ありそうな法律だ。
・この「レジ袋有料化」政策の本当の目的がわかったようだ。

・だとすれば何度も言うが善良な国民はレジ袋代を支払って、国家によってだまされたことになる。

愚策な法律には、必ず裏がある。利権がある
・それは、歴史の教えるところである。
・この愚策法「レジ袋有料化」も、やはり利権法なのか。

・誰が利権者なのか。誰が発案者なのか。やはり知る必要があるようだ。


時代は、平和な江戸時代。・場所は、赤坂の料亭である。

aikon11.png Tさん、うちはバイオマスプラスチックの生産特許を持っているけれど、商人達はぜんぜん買ってくれないよ。何かいい考えはないか。

aikon10.png Hさん、それは法律を作って、それで生産すればよいのさ。

aikon11.png 法律と言っても役人たちは、どうする。

aikon10.png いつもの「お菓子」を渡し、流れを指示しておけば、理由をつくって法律をつくってくれるよ。

aikon11.png 大名たちは、どうする。

aikon10.png 何人か俺の仲間がいるから頼んで見るよ。「甘い木の実」になるが、大丈夫かい。

aikon11.png それ以上、儲けるから大丈夫だ。

aikon11.png 殿は、どうする。

aikon10.png 郵便局の時と同じく、ばか殿のだから問題ないよ。いま俺は、ご意見番と親しいからな・・・

aikon11.png 庶民たちには、どう説明する。

aikon10.png 平和ボケの庶民たちには「うまい料理とスポーツ番組」を流し見せておけば、おとなしいものよ、何にも言わないよ。
・電波係の大名も、商人出身だから、いろいろ頼みやすいしな。

aikon11.png そうだな・・・。それでは、よろしく頼んだよ。とりあえず「甘いお菓子と木の実は」用意しておくよ。

aikon10.png 成功したら、俺へのご褒美を忘れずに頼むよ・・・。

aikon11.png もちろん、よくわかっているよ。
・これで大儲けしたら、Tさんへの汁はとても甘いよ。よろしくな・・・。

aikon11.png ところで、Tさん今までどのくらい稼いだ。

aikon10.png いや、ほんのわずかですよ。その一部で房総に土地を買うことが出来ました。
・暇になったらゴルフ場でも開いて、仲間を呼んでゴルフ三昧をしようと思ってます。儲け仲間は、大切ですから・・・。


◆これは、あくまでも創作劇場である。





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